農村活用は非常に重要です。そこにはインフラもあるし農地という資源もある。
旧里帰農令の再来か?
寛政の改革では「旧里帰農令」が行われました。「江戸へ大量に流入していた地方出身の農民達に資金を与え帰農させ、江戸から農村への人口の移動を狙った」もの。歴史は繰り返すものですねぇ。
当時は飢饉が続き、食えなくて江戸に流れてきた農民が大量にいたわけで、地方で仕事がなくて東京に人が集まってるのと似た部分はあります。
しかし昔ですらただ農業やりましょうといっても無理なのです。今の農業はもっと元手がかかります。初期投資がかなりかかるので、リスクが高い。
リスク背負って農業(自営業)始められるか?
はい、この点に尽きますね。しかも個人でやると農閑期以外はおちおち休めない。そんなの喜んでやる若者はそう多くはないでしょう。
やはり農業に企業が参入して、サラリーマンとして農業をやる方がいいです。年収は500万くらあれば…ああ、無理ですね。儲かってるレタス農家ですら外国人実習生を奴隷のようにこき使ってますからね。
不安定な都市生活よりは安定した地方生活の方がいい。でも不安定な地方生活を望んでるわけでもないです。
ソフホーズ・コルホーズを作ろう
学校で習った、旧ソビエト連邦のソフホーズ(国営農場)・コルホーズ(集団農場)。今こそこれですよ。あ、もうロシアになってるから今の学生は習ってないんだっけ? 私らが子どもの頃は恐ろしいイメージを持ってました。