東京五輪のエンブレムデザインで渦中の佐野研二郎氏ですが、サントリーのトートバッグデザインで叩けば埃が出てきた状態。商標的には問題ないだろうし、著作権的には事後でも許可を取ればいいんで、法的な問題に発展することはないと思いますが、五輪にはまたケチが付きました。
世間にあるものを寄せ集めてちょっと変えただけのような?
このトートバッグのデザインを眺めてみると、世間にある「雰囲気のいいモノ集めてきました」という感じ。この人のデザインって、オリンピックのエンブレムを含めてオリジナリティのあるものを作る能力はないのかもしれない。TBSのブタキャラのデザインもしたそうですが、あれも最初観た時はぶりぶりざえもん(クレヨンしんちゃん)だと思いました。
博報堂出身の佐野氏。考えてみればマスコミの世界はヒット作のパクリ・真似は当たり前の世界です。人気が出た作品と同系の作品がすぐに出てきます。企画会議で上の人間から「ああいうのうちも作れないの?」って言われて作ってそうです。
流行になっているものコアな部分は真似たりパクったりはするが、全く同じものを使うわけじゃないし、違いはちゃんと出すからセーフ。こんな世界でずっと生きてきて今も同じ仕事をしているんじゃないかと。
自分の著作権は尊大に尊大に主張する割に、一般人の著作物はさらっと無断利用するのもマスコミがよくやっていること。今回のトートバッグのフランスパンはまさにこれ。
良く言えば流行に敏感、悪く言えば真似してるだけ
世間の流行になっているものうまく「取り入れる」のは、マスコミ業界では評価されるんでしょう。オリジナリティは二の次。それでうまく回ってる業界とも言えますしね。
ただ、五輪にはまたケチがついた。ネタとして面白いからイイワケ楽しみです。面白いイイワケ会見やってくれないかな。まだ5年もあるのにこんなに楽しめる五輪は今までなかったですよ。